sasshinoyoberu’s blog

よしのももこ&冊子のヨベル

2023-09-01から1ヶ月間の記事一覧

中村哲さん

調整してもらったメガネの受け取りに本州へ行ったのだけど、メガネ屋さんのすぐ近くでたまたま中村哲さんのドキュメンタリー映画(劇場版「荒野に希望の灯をともす」)の上映会があったので観てきた。出だしの、子供が魚釣ってる場面を見ただけで涙が出てき…

90年代初頭の7インチ専門極小レーベル

『ジドウケシゴム』の増刷分でジャケの紙の色を変えた。こういうことが勝手に、思いつきでやれるのがインディペンデントのいいところだ。90年代の初頭、わたしはいろんな国の小さなレーベルからリリースされた7インチのシングルレコードを買って聴いていて、…

ジドウケシゴム第2刷ができました

1作目の小説『ジドウケシゴム』を増刷しました。第2刷は表紙がもえぎ色です。取り扱い店も随時募集中です

島の反対側

ときどき開く友達の店で昼ごはんを食べるために島の反対側に来た。秋の雲がひろがっている

すきなもの

やろうと思えばいつでもできる、いろんな条件の組み合わせで「できなかった」っていう画面が出ることもあるけど原則としてこれはいつでも「できる」、っていうのが根っこにあって、誰かと自分を比べたり「理想の自分」みたいな虚像と比べたりする発想をぜん…

マイスネアドラム

せがれの学年が11月の演奏会で木琴・鉄琴・ドラムの合奏をするのだけど音楽の先生がドラムにはあまり詳しくないそうなので、ドラムを担当する女の子の相談にわたしが乗ることになってうちに遊びに来てもらった。めちゃ久しぶりに押し入れの奥からスネアドラ…

縁と言ってしまえばそれまでだけど

結構まじめにというかちゃんと伝えたいことがあって送ったメールやリプライに返事がないことが立て続けにあって、やはり少し動揺してしまう。友達ではないけど、やり取りしたことのない人じゃない。何か通信エラーが起きている可能性もあるけどメール届いて…

よしのももこの新しい本が出ます

土民生活流動体は動きだ 個人じゃないし団体でもない その動きそのものを「これ」と指さす そのために生まれたとりあえずの呼び名 やっとひねり出した言葉も流されて ぽかんとされて こぼれ出た苦笑いすら誰も見てない でも見てる あいつは見ていた 手から手…

5分ほどの合奏会

夕飯の後うちの人がクラシックギターを弾きながら彼がティーンエイジャーの頃に作った曲を歌っていたからわたしも隣の部屋からベースを取って来て弾きながらハモった。バイオリンベースだから増幅させなくてもそれなりに鳴ってくれる。5分ほどの合奏会。体調…

ただそれだけでとんでもなくよろこばしいもの

これから先、せがれが何でおれの母親はこんな世におれを産み出しやがったんだ、みたいな気分になる日があったとしても、小さい肉の塊にどこからか息が吹き込まれたあの瞬間がただそれだけでとんでもなくよろこばしいものだったことをわたしは知っている。再…

ジャガイモ植えてニンジン播いた

せっかく畝をととのえたのに急に調子がおかしくなっちゃって一日ぶっ倒れたりしていたもんだからジャガイモの植え付けもニンジンの種播きもできずにいたけど今朝はからだが動いてどうにかできた。掃除機もかけて布団も干して、このあとはもうゆっくりしよう

なんせ来年には50歳

やっと畑に出る気になって、せがれを送り出し朝ごはんを食べ燃やせないゴミを出しメンドリに朝ごはんをあげてから刈払機のエンジンをかけた。もともとものぐさ太郎だけど最近はますます動くのが億劫になってきている。なんせ来年には50歳になるもんだから筋…

どうしたらいいんだろう

2020年から取りかかっててたコードネーム『バックレ本』が今月末には刷りあがるのでリリース後のことを相談する段階になっている。リリース元のレーベルオーナーからはこの人にはぜひ読んで欲しい!という人やお店があったら教えてくださいと言われているの…

子猫ではなく母猫に釘付け

母猫が子猫に世話を焼いている姿を見るのがすごく好きだ。子猫ではなく母猫に、わたしの目は釘付けになる。子の首のとこをくわえたまま階段や壁を器用に登って一匹ずつ安全なところへ移すとか、子をものすごい勢いで毛づくろいしてやるとか、子にちょっかい…

寿司職人が握った米粒の数わかるみたいなやつか

400字詰め原稿用紙4枚までの話を書くことにしてA4の裏紙にどんどん書いていってもういいかなとなったところで1年以上ぶりにポメラDM100のフタを開けてまた最初から書きはじめた。もうここからはホップしない、というところでメニューを開いて文字数をカウン…

初めて見る単語

「ぐらんぴんぐ」という初めて見る単語の意味を調べてみたら胸糞悪すぎてびっくりした笑

日焼け止めが塗れない

日焼け止めが塗れないからわたしの顔や腕が真っ茶色だ。抹茶色ではなく真っ茶色。「塗れない」は塗りたいけど塗れないの塗れないじゃなくて、塗れない。太陽の周りを惑う星に発生し、太陽光の恩恵を山ほど受けて命をつないでいる生き物である(話によるとそ…

感想を読ませてくれる親切な友達

友達のはるかちゃんから久しぶりにメールがきた。『ジドウケシゴム』冊子のほう、ついに読めました!わたしがなにか書くたびに感想を読ませてくれる親切な友達。今回も読んでてよぎったことをいろいろ書いてきてくれて、わたしもうちにある冊子をぱらぱらめ…

くたくた

今朝は曇っていて蒸し暑さが少し薄かったので、メンドリたちにごはんをあげたあとに刈払機をぶん回して草刈りをした。いばらの根が強くてあちこちはびこっているからうっかり触れてしまうとトゲが刺さって痛い。枝切ばさみを取ってきていばらをチョキチョキ…

不徹底がいい

ストイックなものがとても苦手だ。徹底したものが近くにあるだけで気持ちが悪くなる。不徹底がいい。途中でやめたり適当になったり詰めが甘かったりがいい。やり切ってもなおやる、とかほんとにこわい

冊子のヨベルお仕事情報

冊子のヨベル校正室が校正を担当(索引は除く)した書籍『ある水脈と石川三四郎』が虹霓社からリリースされました。情報はこちらから。「一日のうち三分の一は農作業、大工仕事をし、残りの時間はヘンリー・ソロー全日記を訳している」(あとがきより)とい…

友達をだいじにしなきゃいけない

ノートを見返していてわかったのだけど去年の9月の頭に保坂和志さんの『小説的思考塾』の配信をはじめて観ている。観るというか聞いたし、観た。保坂さんの小説じゃない本は何冊か読んだことがあってそれらは何度か読み返してもいたけど小説は一冊も読んだこ…