sasshinoyoberu’s blog

よしのももこ&冊子のヨベル

2023-10-01から1ヶ月間の記事一覧

今日から第2集うごきなおす

今日から土民生活流動体書簡集(二)(仮) をし始めた。もともと1冊のつもりで編んでいたものが気がついたら430ページとかになっていてしかもその大半がまだまだそこからあさっての方向にホップしかねない気配がむんむんに漂っていたからとりあえずいけるもの…

おやすいごようでい

今日も友達に書いてくれてありがとう!と言われた。どういたしまして、おやすいごようでい、こちらこそありがとう

真綿のような正しさが誰かの首を絞めあげている

『土民生活流動体書簡集(一)バックレ可(笑)』を読んだ方からの感想を読むと、6通目の「設定が違う」に触れてくださってることが多いです。リリースからの1か月でそこまで感想が殺到しているわけではないから数で言うと数件ではあるのだけど、今回収録し…

『ジドウケシゴム』のやり方はどうだったか2

おととい『ジドウケシゴム』のはじまりがどんなふうだったかを思い出していて、まず最初に移動の日の仕事は天幕の解体からはじまると書いたからその書かれたものを引き受けざるを得なくなった、とブログに書いたけど、2019年2月19日に自作の原稿用紙の最初の…

『ジドウケシゴム』のやり方はどうだったか

今日の山下さんの質問コーナーで、山下さんがここのところnoteに書いている「わたしの小説のやり方」というのを読んだ方が、読んだときによぎった(のであろう)ことを質問していた。まずは読んでもらえるとこの後の話がしやすいのでよろしくお願いします。…

断片小説連続執筆療法の生まれかた

2019年2月7日、連れ合いが午前中の野良仕事で冷え切った身体を温めるべく昼から風呂に入ったはいいけどいつまで経っても出てこない。心配になってのぞいてみると浴槽に沈みそうな体勢で寝ていたので声をかけたら飛び起きた。人間がいちばん冴えているのは眠…

稲刈りがはじまっている

昨日から田んぼ協同組合の稲刈りがはじまっている。黙って手動かしてときどき一服しながらしゃべって、みたいなペースがちょうどいい塩梅のメンバーと毎年一緒にやってきているので、そうじゃないパターンが発生すると疲れが倍になる。こういうのにいちいち…

カバーの話つづき

昨日書いたブログ(これ)を読んでくれた東郷清丸さんから補足情報が寄せられた。清丸さんは買った本のカバーを外しはするのだけどその外したカバーを収めるバインダーを自作しているのだそうだ。それから虹霓社の古屋さんからもタレコミがあり、古屋さんが…

「表紙」と「カバー」

『土民生活流動体書簡集(一)バックレ可(笑)』について、歌い手の東郷清丸さんが「アートワークとともに携帯できるのがありがたい」と書いていた。少し前の話。清丸さんは本のカバーは買ってすぐに外してしまうのだそうだ。わたしの今回の本はもともとカ…

山下さんはジドウケシゴムを「絶賛」はしていない

CDやレコードにつける「帯」というのがあって、本にもついていることが多いあれで、むかし、だいたい20数年前くらいのわたしは「帯に載せるコメントを書いてください」と頼まれることがけっこうあって、最初はあまり何も考えずに引き受けて書いたりした。帯…

遭遇した機会を逸する自由が誰にもある

だいぶ前に偶然出会った人づてに小説の冊子と手紙を届けてもらったことがある。届け先は店を営んでいる人。これもなにかの縁かな、と、よぎったのでそうした。現物に触れてピンときたら仕入れてくださいピンとこなければそのままほっといてください、その時…

主成分は「勘違い」

そういえば何十年も前にイタリア在住のイタリア人の男の子がつくった曲をわたしとその子とで歌った録音物をレコードにしたよなあ、と何日か前に湯船に浸かりながら思い出して風呂あがりにレコード棚を探したらすぐに見つかった。1996と書いてあるから1996年…

なにか作用している

冊子のかたちになった「わたしの本」は今回のこれが2冊目で、どっちもリリースは今年だからうっかり駆け出しのペーペーですと自称しそうにもなるがわたしは30年もずっと自主制作をやってるただのベテランなので今さら初心者気取るわけにもいかない。というか…

レジャー

車の整備屋さんに相談にいって、作業着専門店に寄ってかゆいところに手が届く品揃えに感動して、鮮魚に強いスーパーでお寿司を買って公園で食べる。ぜんぶ島の中ではできない、船で対岸に渡ったときにだけできることだ。首都にいた頃はこんなことはなにも珍…

なぜディストリビューターを通さないのか

ディストリビューター問屋卸売業者出版取次、とかいろんな呼び方があるけどとにかく製造人と小売人の間に立って品物をさばく業者、というのが存在する。いろんな製造業者からいろんな品物を預かって一か所で取りまとめていっぺんに注文できるようにしてくれ…

どうしてるかな、の10秒後に

朝イチの賃労働に単車で向かう道すがら、ある人のことがふとよぎって、そういえば最近お顔見てないなどうしてるかな、と思ってたら前からまさにそのおばちゃんが歩いてきたのが見えて、横に並んだところで単車のエンジンを切って少し立ち話した。おばちゃん…

ふつーに3年待っていた

お金の計算ができない人にしか、ひとから依頼されて書き始めたものを先の見えないまま3年も書き続けるなんてことはできない。それかお金の計算がめちゃめちゃ得意な人たちが寄り集まって作戦を練って、目に入らぬかァー!ってあの「例の印籠」みたいに作家の…

オスがくさくなかったらしい

今朝うちの人の仕掛けたくくり罠にオスのイノシシがかかったらしい。そこそこ大きいやつ。猟期はまだだけど(もうすぐ登録に行かなくちゃ)連れ合いは有害鳥獣捕獲員なので通年で活動できる。3年目ともなるとイノシシたちが季節ごとにどんな動きをしてどんな…

町の眼鏡屋さんが本を仕入れてくれた

『土民生活流動体書簡集(一)ーバックレ可(笑)ー』をリリースしてくれた虹ブックスの古屋さんから昨日、> 今、Twitterみてくれた町の商店街にある眼鏡屋さんがバックレ本を仕入れに来てくれました!というメールがきた。ほぼ実況。すぐには状況が飲み込め…

期せずしてかわいらしい

整理収納待ちのものたちを詰めたダンボール箱を隠すためにデッドストックのカーテンをかぶせておいたら、10月に入って朝晩冷えるようになった途端むぎちゃんの寝床に選ばれたらしく期せずしてかわいらしい

12時6分だった

いつも乗らない大きな船に乗って大きな街へ来た。高いビルの近くを通って本屋に向かった。ざーっと背表紙を眺めて回って、15分くらい見たかな、何も買わずに店を出てまたさっき来た道を戻ったら、高いビルの中から信じられないほどたくさんの人の群れが流れ…